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子供が罹りやすいカンジダ
口腔カンジダ症
主な症状としては、口の中や唇・舌に白い膜状のものや白苔。白苔は簡単に剥がれ、剥がれた後は赤くただれます。早期発見と適切な治療が重要です。
カンジダ性間擦疹
カンジダ性間擦疹は太ももの付け根あたりである鼠径部や陰股部、わきの下腋窩など、皮膚と皮膚がこすれあう部位にカンジダ菌が異常増殖した皮膚真菌症です。指と指の間に発症する場合もあります。
カンジダ性爪囲炎
指しゃぶりをする子供に多く、爪の変色、凹凸になるなど、爪の白癬、水虫に似た症状が現れます。
慢性皮膚粘膜カンジダ症
口腔カンジダ症や爪周囲・爪のカンジダが続く病気で、遺伝子異常が関係していたり、副甲状腺機能の低下などを合併することがあります。1歳以前に発症することが多いと言われています。
このように、子供であってもカンジダ症に罹る可能性はあります。子供から積極的に変化を訴えることは少ないので、家族や保育従事者が早めに異変に気付き、速やかに適切な治療をすることで慢性化することなく済むことができます。同時に腸内環境を良好に保つような食生活、規則正しい生活時間も大切です。
お菓子好き、野菜嫌いの子供は多いもの。食生活が乱れたままでは、その先将来に渡りカンジダ異常スイッチが入りやすい状態となります。もし、いまご自身(親御さん)がカンジダになりやすいと自覚されているのでしたら、お子さまにも気を遣うことも必要かもしれませんね。
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